外壁塗装・リフォーム

窯業サイディングと金属サイディングの2種類があります。

窯業サイディングは、セメント質と繊維質を原料にした板状の素材です。リアルなデザインが豊富で自然な風合いの外壁材です。近年非常に多く使われている外壁材です。

金属サイディングは、鉄やアルミなどの板材に発泡系樹脂断熱材を組み合わせた板状の素材です。非常に軽量で施工に時間がかからず、リフォームに向いた素材と言われています。

原料は粘土や石材で、耐候性や耐久性に優れています。さらにデザイン性も高く、家をラグジュアリーな印象にしてくれる素材でもあります。

初期コストがかかる点がありますが、強い素材なのでメンテナンス性に優れており、手がかからないという特徴もあります。

最近では少なくなっていますが、古くから使用されている素材です。竹小舞を柱の間に編み、外側から粘土と砂と藁スサを混ぜたものを塗り、10日程度放置しさらに塗り込んで完成する職人技が必要な工法です。防火や地震の耐久を考慮すると、他素材に劣る欠点があります。

断熱性、耐火性、遮音性、調湿性に優れ、さらに地球に優しい無機素材です。

自然素材を使用し、簡単に言うと軽量で気泡が入ったコンクリートです。他の素材よりも厚みがあるのも特徴で、その厚さを活かした彫りが深く重厚なデザインが実現できます。

サイディングが主流になる前の一般的な素材です。セメントと砂を混ぜたものでご存知の方も多いでしょう。手作業で塗っていくため、あたたかみがある仕上がりになる点が特徴です。さらに、塗り方によってデザインを変えることができます。

ただし、手作業の施工なので、職人の腕が大事になります。

土材同様、古くから使用されている木材を外壁として張る工法です。

メンテナンスを行うことで長く使える素材でもありますが、定期的にメンテナンスができるお宅に限られた素材でもあります。木材ならではのメリットがありますが、耐火性を考慮すると難しい点が多くなります。